トップコミットメントENGLISH
持続可能な社会に向けた貢献と、企業価値を高い次元で両立させる真のサステナビリティバンクを目指します

ESG市場への道を開いたスチュワードシップ・コード

安倍内閣が主導する一連の資本市場改革が、日本の社会・経済に変革をもたらしつつあります。中でも企業の稼ぐ力の回復を目的に、機関投資家に建設的な対話を促すスチュワードシップ・コードは、賛同する投資家が200を超え、企業経営に影響力を持ち始めています。
海外ではこうした動きがさらに加速しています。特に機関投資家にESG(環境・社会・ガバナンス)に配慮し長期的な視点を踏まえた投資を求める責任投資原則(PRI)は、2006年に制定されて以来、一貫して署名機関が増え続け、その市場規模は2,000兆円を超えました。
日本は、こうした世界の潮流に乗り遅れていましたが、長期的視点で共通するスチュワードシップ・コードの導入がESGへの関心を呼び込み、低迷していた市場に変化の兆しが表れています。2015年9月27日、安倍首相は国連において、世界最大の年金投資家であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がPRIに署名することを発表しました。日本のESG投資の本格的な拡大につながる画期的な出来事だったと思います。

ESGインテグレーションの開始

当グループは2003年に本格的なESG投資ファンドを開発し、企業年金に提供を開始しました。その後長期にわたって運用手法を磨き続けてきたことが、今、私たちの大きな強みになっています。そして2015年4月、その実績を踏まえ、国内株式の全てのアクティブ運用にESGを統合する「ESGインテグレーション」を開始しました。欧米においてESG投資が爆発的に拡大したのは、テーマ型の投資だけでなく既存の運用にESGを統合する動きが加速したからです。当グループはESGインテグレーションを行うことで長期的な投資リターンの向上を目指すとともに、企業との対話(エンゲージメント)を組み合わせることで、スチュワードシップ・コード受入機関としての責任も果たしていく方針です。

マテリアリティの特定とインターナル・エンゲージメント

一方、私たちは、自らのESG活動を強化していく必要もあります。そこで2015年度は、当グループの企業価値と社会に与える影響度という二つの視点から重要な課題(マテリアリティ)を特定することで、基盤の再構築を図りました。さらに社内への浸透を図るため、スチュワードシップ・コードの考え方を取り入れ、CSR部署が「擬似ESG投資家」となってマテリアリティの高い業務の担当部署と対話する「インターナル・エンゲージメント」を新たに開始しました。私たちは、こうした取り組みを通じて得た「気付き」を経営に生かすとともに、非財務情報開示の充実にもつなげていきたいと考えています。

真のサステナビリティバンクを目指して

CSRは社会貢献ではなく、会社の宣伝でもありません。当グループはこれまでもCSRと本業との融合を目指してきましたが、持続可能な社会の形成に貢献しながら自らの企業価値を高める真のサステナビリティバンクの実現には、まだまだ道半ばです。今後とも守り(リスク対応)と攻め(ビジネス)の両面でESGをバランス良く追求すべく、努力を重ねてまいります。引き続き皆さまの温かいご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

2015年12月

  • 取締役会長 常陰 均
  • 取締役社長 北村 邦太郎

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